生きてさえいれば何でもいい。大学生起業家が語る「お金を稼ぐ方法」が想像以上にシンプルだった

バカレッジ代表のけいすけです!

今回は、波乱万丈な大学生活を送り、現在は起業家として活躍する大学生にインタビュー。
ツイッターで有名なキャラクター事業を行っているんだとか。
やりたいことがあるけどなかなか決断できない…そんな学生たちの悩みに寄り添う熱いお話となっております。

企業家大嶋さんが実践したお金を稼ぐシンプルな方法も、必見です。

大学生にありがちな気持ち悪い負のループ

けいすけ

大嶋さん本日はよろしくお願いします。


▲大嶋 康浩さん(髪色が...。)

大嶋さん

よろしくおねがいします!

けいすけ

今日は楽しみにて参りました!
早速ですが、簡単に自己紹介をお願いします。

大嶋さん

早稲田大学5年生です。今年で卒業したいと思ってます。
今は、キャラクター事業を行っています。有名なキャラクターも何体かいるんですが、それらの動画コンテンツを制作していて、インフルエンサーマーケティングとかIPビジネスと呼ばれるビジネスをしています。

けいすけ

どんなキャラクターですか?

大嶋さん

名前は出せないですが、SNSで有名になったキャラクターや、有名なアニメのキャラクターです。

けいすけ

おお!ツイッターで見たことあります!

大嶋さん

ありがとうございます。最近では、みなさんが知っているようなキャラクターの案件も進んでますね。

けいすけ

いつからこの事業を始めているんですか?

大嶋さん

半年ぐらい前です。前までは着物の事業とかをやっていました。

けいすけ

着物ですか!凄く気になりますね...現在大学5年生とのことですが、一体どんな大学生活をしていたんですか?

大嶋さん

大学1年生の時、最初は英語会に入っていたんですけど、2か月ぐらいで辞めちゃいました。入学式の時に、ベンチャーに先輩から誘われていたのもあって、そっちに集中しました。最初は宗教の勧誘かと思ったんですけど、とりあえず飛び込んでみました。そこで「自分の市場価値を上げていかなければいけない」という話を聞いて、危機感や、行動指針みたいなのが決まりました。

けいすけ

市場価値ですか。一般的にサークルから怪しいベンチャーに飛び込むことって、相当な決断力ですよね。なんで飛び込もうと思ったんですか?

大嶋さん

単純に「働くことが楽しかった」からですね。サークルも入っていましたが、サークル→バイト→消費という、サイクルが一番つらかったです。サークルのためにバイトして、サークルで金を消費しているのが。楽しい瞬間はあるけれど、それほど仲良くない人と飲みに行くことが無意味に感じたんですよね。「なんで楽しくなろうと一生懸命にならないといけないのか?」疑問だったし、気持ち悪かったですね。サークルの初期ってそんな感じじゃないですか。

けいすけ

確かに同感です。仲良くなるため、という飲み会がたくさん開催されますよね。

大嶋さん

それが嫌だったんですよ。他にも、そのサークルで凄いと言われている人たちが、何が凄いかわからなかったのも大きいです。ただ、そのサークルに長くいるだけなんですよね。

けいすけ

確かに、サークルにはそういった風潮がありますよね。インターンは、サークルと比較してどんな違いがありましたか?

大嶋さん

ベンチャー企業の方はいろんな角度の価値観をもっていて、最初は衝撃でした。
勉強にもなりましたし。また、「学びながらお金を稼げたこと」は、ありがたかったです。僕としては、働いているから立派な人間とは思わないですし、サークルと何が違うかと言われても、楽しめるコミュニティが違うだけで、当時の僕は、お遊びみたいなことしかできていなかったと思います。

けいすけ

「学びながら稼げる」はインターンの利点ですよね。

決断力をつけるために必要なこと

大嶋さん

でも、インターンで週3~4で働いてましたけど、月3万円しかもらえなかったのでさすがに生きていけなかったです。

けいすけ

3万円!?

大嶋さん

はい。なので、1年の冬ぐらいに通信の訪問販売をしました。2年の秋ぐらいまで続けてて、それなりに成果も出せてお金にも余裕ができました。

けいすけ

良かったじゃないですか!

大嶋さん

でも物欲があったらそれでも良かったんですけど、あまりないのでだるくなったんですよね。

けいすけ

勿体ない…。

大嶋さん

訪問販売は「やればやるだけ結果が出る」という作業ゲームになってきたからだるくなってしまったんですよね。だから、とりあえず辞めました。

けいすけ

辞めたんですか!?決断が早いですね...

大嶋さん

このままでは、自分の市場価値は上がらないと思ったからです。

けいすけ

自分の市場価値が上がるかどうか、が決断の一つの理由なんですね。

大嶋さん

そうですね。その時に色々な方とお会いする中で、経産省の優秀な方とお会いして、スタートアップ業界のことを知りました。そこで、「自分で何かやりたい!差別化した何かをしないと市場価値が上がらない!」という気持ちになりました。それで、”ナイジェリア”に行きました。


▲ナイジェリアの方々と。

僕は「マザー・テレサ」になりたかった

けいすけ

ええ?いきなりぶっ飛びましたね。

大嶋さん

サイバーエージェントベンチャーズの方とお会いしたのがきっかけでした。その人が大学生時代にインドに行って、現地のレポートやサイトを作って情報を日本に渡していたので、これなら!と思ったのが一つ。それと、1年生の時にNPO団体でルワンダ大使館で働いていたからです。あと、「マザー・テレサになりたかった」からです。

けいすけ

え?ルワンダ大使館で働いていたことにもびっくりですけど、マザー・テレサになりたいってどうゆうことですか?(笑)

大嶋さん

小学校からマザー・テレサになりたいと本気で思っていて、アフリカでもマザー・テレサみたいな活動がしたい!と思って行きました。

けいすけ

う〜ん、良くわからないですけれど、その行動力は「バカ」だからこそできるんですよね。

大嶋さん

基本「バカ」ですね。ただ、将来市場的にアフリカがくると言われていて、それを知りたいというのもありました。それに、渡航費もクラウドファンディングで貯めて、大使館や国会議員の方、JETRO(ジェトロ)の方ともお会いしながら、しっかり準備していきました。思ったよりもお金がかかってしまい、1か月しか滞在できなかったですけど。


▲クラウドファンディングのための講演会。貫禄がありますね…。

けいすけ

まず、大使館やJETROの方とお会いできるのも、1か月もナイジェリアに飛び込んでいくのも凄いですけどね。

お金を稼ぐには「○○な人についていく」

大嶋さん

すごくいい経験をしました。でも、今の僕がナイジェリアで事業を立ち上げても意味ないなと思ったのが正直なところです。もっと力のある企業や国が動かないと、なにも達成できないまま終わってしまうから、「日本で起業しよう」と思いました。

けいすけ

なるほど。
それで、日本で起業したんですね!

大嶋さん

いえ、すぐにはせず「何をしよう」と迷いつつバイトしながら生活していたんです。それで本当にお金が底を尽きてしまったのが大学3年の12月です。そこで、まずは「お金になることをしよう」と思いました。だから、アダルトコンテンツや風俗のマッチングサイトを作ろうとか考えて行動したんですけど、怖くて振り切れなかったですね。

けいすけ

そこまで考えてたんですね。

大嶋さん

振り切れなかったから、甘かったんですけどね(笑)。ちょうどその時に、お世話になっていた個人投資家の方にまたお会いする機会があったんですよ。それで「どうやったらお金を稼げますか」って聞いたところ、「お金を持っている人についていくこと」って言われたのが、大きなきっかけでした。

けいすけ

お金を持っている人についていく、ですか...?

大嶋さん

はい。考えれば当たり前なことなんですけどね。 そこで、大変お世話になっていた、有名なベンチャー企業の社長から誘われて一から働き出したのが、もう一つの転換期ですね。 

けいすけ

この事務所ですか?

(若者なら知ってる事務所でした!)

大嶋さん

そうです!お金がなかったので、行かない理由はなかったんですけど、そこで働いている自分の中で葛藤はありました。

けいすけ

葛藤ですか?

大嶋さん

「社員として働くリスク」と、「起業家として働くリスク」は全く違いますし、その利益も全く違う。こんな葛藤を抱える一方で、自分としては、目の前の仕事を一生懸命することに変わりはないので、仕事はするんですよ。ただ、自分は社員としてではなく、代表としてやりたい。でも、目の前の仕事の成績を出さなければいけない。その葛藤が自分にははつらかったし、悔しかったですね。

けいすけ

大嶋さんだからこその葛藤ですね。大学生でなかなか葛藤はないと思います。

大嶋さん

目の前の仕事に対して、結果を出せなければ意味がないと思っているので。僕は満足いく結果を出せませんでした。

けいすけ

耳が痛いお言葉ですね...。

大嶋さん

でも、目の前の仕事に没頭していると、起業は遠のいていくんですよね。そんな、もやもやを抱えたときに、当時、一緒に働いている方から「ここを辞めて、一緒に事業をしよう」と言っていただけて。それが去年の11月。断る理由はなかったです。そこからその方の出資を受けて、自分で事業を行うことになりました。

けいすけ

自分で事業を立ち上げるまで進んだんですね!

大嶋さん

はい。先ほど言った「お金持ちについていくことで、お金持ちになれる」ということが偶然なのですが、現実性を帯びてきた瞬間でした。

けいすけ

たしかに!ほんとにその通りになりましたね。

大嶋さん

着物事業をやっていて、今年の1月に冒頭に話したキャラクター事業を始めたって感じですね。

けいすけ

本当に色んな事業をやられてるんですね。凄いストーリーを聞かせていただきありがとうございました。率直に、大嶋さんがここまでの行動力と決断力があるのってなんでですか?

決断力とは、やりきるという「覚悟」

大嶋さん

僕は普通の人間ですし、決断力がある人間なんかではないです。ただ、運と縁とそこに対してちょっとだけ努力をしてきただけでした。自分が何かに、時間・お金・責任をどれだけかけれるかの違いでしかない。あとは、もうそこに賭けちゃったら、自分が成功すると信じ切って、やりきるという「覚悟」です。全ては、ただのギャンブルなので、自分を信じてどこまでベットするか、それをすればするほど、成功確率は上がりますよね!そこの違いです。ただ、無理してベットしなくていいですけど(笑)。

けいすけ

覚悟の分だけベットするという意味ですよね。その覚悟を持つことってなかなか難しいとおもいます。

大嶋さん

でも、そこが一番大きいですね。あと、好きな言葉が「手と足と頭を動かす」なんです。事業を行う上で一番大事ですし、なにをやるにしても必要だと思いますから。ナイジェリアは、覚悟を決めるという点で大きなきっかけになりました。

けいすけ

ナイジェリアですか?

大嶋さん

そうですね。色々学ぶことが多かったですが、一番得たのは「覚悟」です。何しても生きていくことはできる。生きてさえいればなんでもいいと思えました。ベットするためには何かを賭けなければいけないので、その最大のベットが「命」ですよね。「命」かければ割となんでもできますから。

けいすけ

命!重いですけれど、本気で何かをなしたいと思ったときにはその覚悟が必要と大嶋さんは悟ったわけですよね。

自由と愛で世界は回る

けいすけ

もう一つ疑問なんですけど、そのような大嶋さんの「価値観」はどのように培ったんですか?

大嶋さん

リバタリアニズムっていう経済・政治思想を学んだことです。


▲リバタリアニズムを学ぶアジアカンファレンスに出席した大嶋さん

けいすけ

リバタリアニズムですか?

大嶋さん

ミルトン・フリードマンとかって知らないですか?

けいすけ

すみません、知らないです。

大嶋さん

経済学部の人とかだと学ぶと思うんですけど、いわゆる「新自由主義」の提唱者です。でも、日本で言われている新自由主義とは違うので、誤解しないで欲しいのですが。僕にとって「リバタリアニズム」の考え方がフィットしたんですよね。

けいすけ

難しいお話になりそうですが、どんなところがフィットしたんですか?

大嶋さん

全然、正確じゃないんですけど、ザックリと言うとリバタリアニズムの考え方的には:「あなたと私」と「自由と愛」の世界観しかないんです。それが成り立つなら最高!って感じです。

大嶋さん

マザー・テレサを例にとると、「あなたと私」「自由と愛」でしかないと思っていて、マザー・テレサはただ、助けたいと思う身内の範囲が広かっただけで、義務感だけで活動していた訳ではないと思うんですよね。大切な人、ことには優先順位が絶対にあるので。これを自分に落とし込んだ時に、例えば、「今自分がとっている行動が、本当に受け入れられるのか。」「なんで辞めたいのに、辞めないのか。」
自分がそれを選んでいるということは、なにかしらのそうしたい理由があるので。
もしそうじゃなかったら、絶対に選択を変えないといけない、とことを学びました。

けいすけ

なるほど。でも、多くの人はそこまで割り切れないと思うのですが...。

大嶋さん

それはどうでもいいことを気にしてしまってるだけですよ。色んな理由をつけて、自分を縛っているだけです。「このように生きるべきだ」と言いませんし、それができない人は、ただ単に自由ではなく、不自由を求めているだけです。自由と同時に不自由を求めるのが人間なので、どちらが正しいとかではないと思います。

けいすけ

自由と同時に不自由を求める...。自分はどっちかなって考えちゃいますね。

大嶋さん

今の自分を素直に認めてあげることが一番重要です。不自由を求めている自分がいてもいいと思いますし、僕だって不自由を求める事はたくさんあります。そこから、自由になるべきかどうかは、自分で考えることです。

けいすけ

なるほど。リバタリアニズムの「自由と愛」というお話ありがとうございました。

好きに生きればいい

けいすけ

最後に、読者に向けてメッセージはありますか?

大嶋さん

そうですね。好きに生きればいいと思います。ただ、長期的な目線は見失って欲しくないですね。どうやってお金を生み出すのかって考えたときに、結局は信頼や信用じゃないですか。信頼と信用がだめになったら、それで終わっちゃいますから。例えば、自分自身が会社員だったらと考えると、日本経済は内資では無理と思ったら、どうするべきなのか。親を本当に大事にできているのか。短期的な目の前の楽しいことですごく幸せに見えてしまったとしても、それが一番のデメリットですから。大事にすべき人間をしっかりと客観視して、しっかりと選択して。一番のリスクや期待、筋というものをしっかりと考える必要がある。企業とか、自由とかはどうでもいいから、幸せになってほしい。お金が欲しいなら、自分の市場価値を高める必要がありますけど。

けいすけ

全力で好きに生きるって難しいけど、そんな風に生きてみたいですね!
ありがとうございました!なにか言い残したこととかありますか?

大嶋さん

「僕は社会の底辺です」。まだ何も成し遂げていないですし、今日話したような説教臭いような話って全部自分がまだできていない事です。それだけは伝えておきたいですね(笑)。

けいすけ

そんなことないと思いますけど(笑)。
改めまして、ありがとうございました!!

(2018年10月20日時点は事業は好調のようなので、底辺ではきっと無いです(笑)。)

「自由」とは何か?

「自由」になるための覚悟。大嶋さんの価値観に触れて、皆さんも何か気付きはありましたか?
大学生は社会的にみて自由な時間が比較的に多いです。
その中で何を決断するのか。
是非考えてみてください!

大嶋さんのFacebookはこちらから

ライター紹介

けいすけ

早稲田大学卒業。大学2年時まで英語ディベートで実績を残す。大学3年時では、教育系ベンチャーでインターンを行い、新規事業に従事。同時にNPO法人の立ち上げに参画。大学4年時ではサークルを立ち上げ学生向けイベント等を企画。卒業後、大手人材系ベンチャーに就職。学生の新たな選択肢を広げたいという思いから、パラレルワーカーとして「バカレッジ」を立ち上げる。

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