半年でインスタフォロワー7000人増。柴犬メディア「シバフル」の顧客に愛され続ける秘訣

こんにちは!
バカレッジライターのしゅんです。

皆さんは今までどんなペットを飼った事がありますか?

今回は、柴犬の“かわいい”を追求し続けるメディア「シバフル」を運営する株式会社withmal(ウィズマル)CEOの山崎智輝さんにお話をお伺いしました。

山崎さんは高校卒業後、獣医学を学ぶために大学へ進学。その後、多くのペット保持者と関わりを持つ中で、飼い主は犬や猫が好きなのではなく、特定の犬種や猫種があることに気づきます。そんなきっかけから、飼い主のニーズを満たすことができるペットサービスを運営する「株式会社withmal」を創設しました。

たった半年でInstagramのフォロワーを7000人増やした柴犬メディアの実態とは。
さらに、ITサービスで動物たちを救おうと思った理由から、アイデアを生み出し続けるコツを解明してきました!

なんとなく“可愛い”があふれる柴犬メディアが出来るまで

しゅん

こんにちは、インタビュアーのしゅんです。本日は宜しくお願いします!

山崎さん

よろしくお願いします!多角的に事業をやっているので、何から話せばいいですかね?

しゅん

そうですね、ローンチ半年間でInstagramのフォロワー7000人を突破した「シバフル」を中心にお聞きしたいです!

山崎さん

わかりました。ではペット事業の中でもInstagramメディアについてお話しますね。


▲日本最大の柴犬コミュニティ「シバフル」のInstagram

しゅん

はい。まず最初の質問ですが、山崎さんはなぜこのサービスを始めたのですか?

山崎さん

思い返すと、柴犬を飼っていたことがきっかけだったなと思います。動物好きは、犬や猫が好きとかではなく、その中で好きな犬種・猫種があるはずだと大学で獣医学を学ぶ中で気づきました。

しゅん

ゴールデンレトリバーとかですか?

山崎さん

そうです!それです!犬の中でも〇〇好きとか。

しゅん

なるほど、言われてみるとそうかもですね。「シバフル」はInstagramで柴犬のかわいい写真を発信するサービスだと思いますが、そもそもなぜ柴犬から始めたのですか?他の動物でも良かったのでは?

山崎さん

柴犬は飼い主さんにとことん懐くと言われていて、コアなファンが多いんです。「自分に懐いているペットを見てほしい」と思う気持ちを満たす点ではInstagramとの親和性が高かったんです!それに、ペットの世話で困る情報を共有する場って意外と少ないんですよね。だからこそ、そういった場を提供できるのではないかと思いました。

しゅん

とはいえ、7000人のフォロワーを獲得することは簡単ではなかったかと思います。どのような取り組みを行うことで今のペットコミュニティーを作り出したんですか?

山崎さん

一貫性のあるメッセージングをし続けました。本当にそれだけです。こだわったのは柴犬の“可愛い”を追求した投稿を続けること。そこでまずはファンを獲得する。次にコアなファンからの要望に合わせた投稿を行いました。そうしていく中で自然と大きなコミュニティーが形成でき、このような柴犬メディアを作ることができました。

しゅん

コアなファンからの要望はどのように集めたんですか?

山崎さん

まず自分の中で「〇〇なコンセプトを持った柴犬が可愛いのでは?」といった仮説を生み出します。いくつか考えたら、ひたすらInstagramのストーリーズ機能でアンケート投票をするだけです。

しゅん

なるほど。そういったファンからの要望に答えていく中で、今のメディアが出来上がったわけですね!

山崎さん

徹底的に“顧客の感情的満足”にコミットすることで数字は後からついてきます。コツはファンニーズに合ったものをどこよりも早くリリースすることです!

しゅん

最近バズった投稿とかありますか?

山崎さん

そうですね、柴犬から感じられる“和”というイメージを100%引き出すために行った「柴犬川柳」という企画は短い期間だったのですが、多くの方が参加してくれました。

しゅん

そうやってファンの満足に細かく答えていくことで、巨大コミュニティーを作り出したんですね!

アイドルオタクだった学生時代

しゅん

山崎さんは最初から柴犬が好きだったんですか?

山崎さん

中学生時代はゴルフ部に所属していました。ただ、これといった学生時代の思い出はほとんどないんです。

しゅん

では一体、学生生活の中心としていたものは何ですか?勉強ですか?

山崎さん

実は、アイドルオタクだったんです。

しゅん

えっ(笑)。すみません笑ってしまいました。アイドルオタクですか?

山崎さん

はい、かなりドハマりしておりましたね!AKBの全盛期だった時期がちょうど中学生だったので、ポスターやCDを買い漁ってました。毎週末、東京(秋葉原)に出向いてライブに参加していました。ライブに参加しないときでも、ファン仲間との交流のために行く時もありました。

しゅん

毎週末行かれてたんですか!お金とか大変だったんじゃないんですか?

山崎さん

お年玉をやり繰りするだけではなく、AKBの写真が写ってるトレーディングカードが流行していたので、友達に売ってお金を生み出していました。

しゅん

なんだか、その当時からビジネス視点があったかのように感じますね。

山崎さん

両親がどちらも自営業ですので、どうやってお金を稼ぐかは感覚的にわかっていたかもしれませんね。

しゅん

その後、高校受験は?

山崎さん

案の定、アイドルにドハマりしていましたので、勉強せずに浪人することになりました。浪人中もアイドルの追っかけが辞められなかったです。そういったことから偏差値も伸びきらずに二浪目に突入しました。

しゅん

どうしようもないですね・・。

山崎さん

大きな挫折を味わいましたが、二浪目からは変わりました。大きく偏差値を伸ばすことができ、自分の志望していた獣医学科に進むことができました。

しゅん

たった1年で何があったんですか?

山崎さん

大好きだったおばあちゃんに勘当されそうになったんです。さすがに二度の浪人でおばあちゃんも呆れかけていた姿を目にして、今までの自分を猛反省しました。
そこから携帯も捨て、だれとも連絡を取ることなく一日13時間勉強しました。

しゅん

急激な変化ですね。13時間って食事・睡眠以外は机に向かっていたんですね。

山崎さん

はい!本当に苦しかったですね。でも家族に呆れられることのほうがもっと怖かったので自分を奮い立たせました。

しゅん

そこから一年間勉強に没頭したわけですね。獣医学を学ぼうと思ったのは、どんなきっかけがあったんですか?

山崎さん

母親の影響ですね。医療関連の仕事をしていた母がかっこよく見えたのがきっかけです。そこから自分自身が飼っていたペットを救いたかったな~と思いだして獣医を志しました。

しゅん

お母さんに憧れるっていいですね。大学はどんな生活を送っていましたか?

山崎さん

サークル活動が中心になりました。サークルの代表になって、改めて“組織で何かを作り上げる事”は何にも変えられない感動があると実感しました。そこからサマーインターン等をきっかけにビジネスの世界にのめり込みました。

しゅん

えっでも獣医学部の方はみんな獣医になるんじゃないんですか?

山崎さん

そう思われる方が多いのですが、実際に獣医学部を卒業した方の進路は大きく分けて4パターンほどあります。その中で実際にテックという領域でペットを救いたいと思っただけです。とはいえ多くの人は、獣医師や水族館等の飼育員、また公務員になる方が多いですね。

しゅん

起業も自分の進路の延長線上にあったに過ぎないんですね!

山崎さん

そうですね。小売業を営む家庭環境や学生時代の経験が、ビジネスの世界に入る要素になっていました。


▲大学時代の実習の様子。


▲楽しそうですね。

柴犬愛のその先にあるもの

しゅん

株式会社withmalは今後どのようにしていくつもりですか?

山崎さん

基本的に知識がなくても“自分たちがやると決めたことはやりきる”ことを大事にしています。ですので、動物と共に世界中の人を笑顔にするという信念だけはブラさずに、興味を持ったことはしっかり実行していきたいと思ってます。

しゅん

事業はどのように拡大していくのですか?

山崎さん

今後の事業展開は2パターンを考えています。まずは、他の動物種(例えばハリネズミやトイプードルなど)でシバフルと同様にコミュニティづくりをして、“なんとなくかわいい”をすべての人に届けていきたいと思ってます。次に飼い主さんが自由に自分の子の可愛さを発信できるような、プラットフォームの事業化を考えています。具体的にいうとペット領域で、自分の子のグッズを作れるような売買プラットフォームを作りたいです。

しゅん

自分の子のグッズを売買するのは現代的ですね。具体的にありがとうございます!

起業は手段に過ぎない!山崎さんの本当の目的

しゅん

山崎さんはどんな起業家になりたいと思ってますか?

山崎さん

大前提として、起業することが全てじゃないと思ってます。しかしどんなビジネスでもユーザーに応えることが一番大事だと感じています。顧客満足にコミットすることで誰よりもその顧客の特性やマーケットが分かる。だからこそ経営者としての視点も身につくと考えています!

しゅん

山崎さんのように起業を考えている大学生は多くいると思いますが、何か一つアドバイスをするとしたら、どんなことでしょうか?

山崎さん

自分の好きな事をやってほしい!もっと言うと、自分の好きな事で誰かを満足させられるような方法を考え、実行してほしいと思います。そういったことをし続けると必ず、周りから「ありがとう」といってもらえますし、それがモチベーション維持になりますよ。

しゅん

自分の好きな事を見つけ、それが人のためになるようにアレンジする事がポイントなんですね。ん~そこが難しい所だとは思うのですが、時間をかけて考える大切な部分だと感じました。今回はいくつもの質問に答えて頂きありがとうございました。

他人に還元することの大切さ

今回取材した山崎さんから感じたのは、自分の好きなことを他人に還元することの大切さと、ファンの要望に一つ一つ答えることで結果は後から付いてくるということです。

僕自身、結果ばかり追い求めるばかりではなく、とことん支えてくれる人の期待に応えられる社会人になりたいと思いました!

株式会社withmal公式Webサイト:https://withmal.com/
シバフル:https://www.instagram.com/shibaflu/

それでは次回もお楽しみに~!

ライター紹介

しゅん

筑波大学在学時に大学発ベンチャーのインターン生としてWebサービスの立ち上げにかかわる。 筑波大学を2018年に卒業後、HRtechカンパニーに新卒入社。現在はメディア【バカレッジ】にて社会人を対象にインタビューを行う。

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