毎日を気楽に生きるコツを伝授。「周りの問題って僕のせいじゃない」 #カフェ雑談バカ

こんにちは、インタビュアーのリエです。
今回は自称”大学生カフェラー”を名乗る#カフェ雑談バカ 。
「4カ月で100人と雑談する」ことを目標に毎日ひたすらカフェで色々な人に会いまくっているそうです。
どうしてそんなことを始めたのか?

彼が、うつ病と捻挫で身も心もズタボロになった先に見えたものとは。

あなたもきっと少しだけ、気楽に生きたくなるはずです。

カフェ雑談って何してるの?

リエ

本日はよろしくお願い致します。

なおきちさん

お願いします!


▲#カフェ雑談バカ のなおきちさん。

リエ

大学生カフェラーのなおきちさんは、カフェ巡りをされているということですか?

なおきちさん

よく言われますが違います。僕の活動はカフェ雑談です。具体的に言うとツイッターのDMなどで、僕と雑談したい!と言ってくださった方とカフェでお会いして、1人につき2〜3時間雑談して交流するというものです。

リエ

具体的にどんな内容を話されることが多いんですか?

なおきちさん

向こうの悩みを聞いてアドバイスすることもありますし、お互いの将来のビジョンについて語り合うこともありますし、人によって様々です。

リエ

年齢層はどのくらいの方が多いんですか?

なおきちさん

今までお会いした方は17歳〜53歳までと結構幅広いです。でも一番多いのは大学生ですね。

リエ

53歳は想定外でした!相手の年齢によっても雑談の内容はだいぶ変わってきそうですね。活動の頻度はどのくらいですか?

なおきちさん

今年の8月13日から始めて、年内で100人に会うのが目標なんです。だからほとんど毎日活動していて、多いときには1日で4人に会うこともあります。現在1カ月ちょっとで55人まで達成しました。

リエ

1日4人は驚きです!人に会うのが好き、人と話すのが好き、という人はよくいますが、人と会うことを「活動」として行っている人には初めてです。

きっかけは“うつ病”

リエ

これはどういう経緯で始められたんですか?

なおきちさん

きっかけは今年の4月にうつ病になったことです。原因は大きく4つありました。まず学歴コンプレックス。それから塾講師とアパレル系のバイト。あとは、プライベートでの人間関係ですね。これらが全部重なって、自分の居場所がなくなったように感じてしまって。精神的に気力がなくなり、どうしようもなくて大学の学生相談所に行きました。そしたら精神科に診てもらうように言われて、病院でうつ病の診断を受けました。

リエ

4月ってちょうど環境が変化する時期ですね。うつ病と診断された後はどんな生活をしてたんですか?

なおきちさん

とりあえず本をたくさん読みました。特に『嫌われる勇気』という本に出会って一気に楽になったんです。自分の周りのいろんな問題や課題って、自分のせいではないんだと気づいて。気持ちが軽くなってきた辺りで、家を出て一人暮らしを始めたり、塾のシフトを減らしたり、嫌な人とは距離を置いたり、いろいろ改善してみました。あと、辞めずに続けていたアパレルのバイトにだんだん慣れてきて、いつの間にかそこが自分の居場所になりました。

リエ

1つのことが上手く行き始めると他のこともどんどんいい方向に変わってくることってありますよね。

なおきちさん

そうなんです。でも、せっかく上手く行き始めたと思ったら、体育の授業のバドミントンで捻挫をしてしまったんです。結構重めの捻挫で松葉杖になってしまいました。

リエ

心が治ってきたのに今度は体ですか!神様は容赦ないですね…。

なおきちさん

ほんとですよね(笑)。でも逆にこのケガのおかげで友達が増えました。身長190センチの大男が松葉杖で歩いていたら、知らない人がドアを開けてくれたり、話しかけてくれたりして。それまで他人に頼ることが苦手だったんですが、頼ってもいいんだって思えたんです。あと、人って意外と温かいって知って、もっとたくさんの人と繋がりたいと思いました。これが今のカフェ雑談を始めるきっかけになりました。いろんな人に会って話して仲良くなりたい、と思って。

リエ

どん底に落ちたからこそ人の温かさに気づいたんですね。私も昔足の骨を骨折して松葉杖をついていたとき、人の優しさが身に沁みたことがあります。

カフェ雑談で人が繋がる

リエ

実際に活動するなかでのエピソードはありますか?

なおきちさん

以前お会いした53歳の方には、SNS戦略のコンサルタントになってほしいと依頼され、その後も一緒にお仕事をするようになりました。その方はコンテンンツはあるけどSNSを使って宣伝するやり方が分からない、とおっしゃっていたので、自分が教えられることがあるんじゃないか、と思って。実際にその方を含めてSNS活用法やセルフブランディングを教えるセミナーを開いたところ、大盛況でした。

あと、徒歩で日本一周する活動をしている方と雑談したことも印象深かったです。


▲SNS活用法やセルフブランディングを教えるセミナーの様子

リエ

活動を通して仕事につながったわけですね。徒歩で日本一周もインパクト大ですね。カフェ雑談の活動を続けるなかで、何か変化したことはありますか?

なおきちさん

何度も自分の話をするうちに、自分のストーリーの出し入れが上手くなったことですかね。やっぱり自分が自己開示した分しか相手も僕に心を開いてくれないので、あとどのくらい話せば向こうも話してくれるのかが分かるようになりました。

リエ

初対面の人と仲良くなるには自己開示が大切なんですね。なおきちさんにとってカフェ雑談の魅力ってなんですか?

なおきちさん

人と人を繋ぐきっかけになることですかね。自分が誰かと雑談して、その人に他の人を紹介してもらえることもありますし、逆に自分が誰かと誰かを繋げることもあります。僕のお会いした方同士がツイッター上で会話していたり、オフラインの交流会などで仲良くしているのを見ると本当に嬉しいです。そうやってどんどん自分を含めて、いろんな人が繋がっていけるのがカフェ雑談の魅力なんだと思います。

リエ

自分をきっかけに人が繋がっていくってとても素敵ですね。今後の目標や展望はありますか?

なおきちさん

僕は今カフェ雑談とは別に、一般社団法人UP(アップ)という団体の運営にも関わっています。これはパラレルキャリアの支援を目的とした団体で、本業の仕事以外に何かやってみたいけど何をしたらいいか分からない、という人のために事業アイデアやコワーキングスペースを提供したり、何かを始めるための仲間を繋ぐことをしています。なので、カフェラーとしていろんな人に出会うという目標に加えて、雑談活動のなかで、何かやってみたいけど一歩踏み出せない人に出会ったら、UPを紹介してその後押しができればと思っています。

当たり前から外れていい

リエ

最後に、大学生に何かメッセージはありますか?

なおきちさん

とにかくいろんな人に会ってほしいと思います。自分の大学内でとらわれずに、年代も身分もいろんな人と会って話して、視野を広く持つことが大事だと思います。

なおきちさん

それから、当たり前から外れていいということを伝えたいです。常識や周りの目ばかり気にして、息苦しい生き方をしないでほしいです。たとえばゼミとか就活とか世の中で当たり前とされていることって実は当たり前じゃないかもしれない。小さいことばかり気にしないで、いろんな生き方が認められるようになれば、日本社会はもう少し生きやすくなってうつ病にかかる人も減ると思います。レールから外れても認めてくれる人は必ずいるし、もし周りにそういう人がいないと感じたら僕に会いに来てほしいです。

リエ

たしかに、日本は“周りと一緒であることが正義”という風潮がありますよね。なおきちさんの言う生きやすい社会が訪れることを願います。本日はありがとうございました。

もう少し気楽に、肩の力を抜いて

うつ病にかかってから、今の活動を始められるまでのなおきちさんの行動力にはとても驚かされました。
みなさんも、なんとなく息苦しくて、どうしようもなくなったときには、なおきちさんの言葉を思い出して、世の中の「当たり前」から少し外れ、自由な選択をしてみるのもアリかもしれません。

なおきちさんのツイッターはこちら
一般社団法人UPのサイトはこちら

ライター紹介

Rie

文系女子大学生。アボカドが大好きです。

あなたにオススメの記事