出版型クラウドファンディング”EXODUS”に挑戦する東大生。アルバイトの極意とは!?

この春、東京大学(以下、東大)経済学部を卒業し、秋からIT企業に就職予定の清原さんにインタビューしました。
学生時代は家庭教師でも塾講師でもなく、マクドナルド(以下、マック)でのアルバイトに打ち込んでいたそう。
アルバイトで学んだ経験を本に記して出版する予定なんだとか。
「お金の為だけにアルバイトの時間を割いている」と不満を感じている大学生、必見の記事です。
アルバイトを活用しまくった清原さんおススメのアルバイトも知れますよ!


▲清原隆志さん
東京大学在学中に、アルバイトに励む。
この春経済学部を卒業し、秋から外資系IT企業に就職予定。
現在は就職前のこの期間を利用し、「バイトは時給で選ぶな!」を執筆中です。

本の出版に挑戦

セリナ

本日はよろしくお願いします!清原さんは本を出版する予定だとお聞きしました。どんな本ですか?

清原さん

大学生や若い社会人の方々に向けたビジネス書です。

セリナ

大学生に向けたビジネス書ですか?ビジネス書というと社会人の方が読んでいるイメージですが...?

清原さん

この本では僕のアルバイトの経験から学んだことをまとめようと考えています。

セリナ

なるほど!アルバイトというと学生も親しみを持って読めそうですよね。

清原さん

はい。大学生って「お金を得るためだけに何となくアルバイトをしている」という人が多いんじゃないでしょうか?

セリナ

そうですね、私自身もお金の為に働いています。アルバイトをしている時ってただお金を稼ぐためだけに時間を使っている気がして物足りないと感じるときがあるんですよ...。

清原さん

そうですよね。でも、視点を変えてちょっと工夫してみるだけで一気に学びが増えるんですよ。お金も稼げて学びもあったら一石二鳥ですよね。

セリナ

それはそうですね。でも、お金を稼いで何かを学ぶって、インターンシップでもできることではないですか?現に私も、アルバイトを辞めてインターンシップを始めようかな、なんて思うこともあります。

清原さん

たしかにインターンシップでもお金は入りますし、学ぶことはたくさんあります。しかし僕の考えでは、アルバイトで学ぶこととインターンシップで学べることは違うんです。学生だからこそ、アルバイトから学ぶんですよ。

セリナ

というと?

清原さん

インターンシップで学べることは就職してからいくらでも学べるのではないかな、と。一方で、社会人になったらアルバイトにまとめて時間を割くことは難しいですよね。アルバイトから何かを学ぶという経験は今だからこそできることです。


▲プレゼンする清原さん

時給3,000円のバイトを断って

セリナ

ところで清原さんは、大学時代はどんなアルバイトをしていたんですか?

清原さん

大学4年間の中で、飲食のマックで1年間、アパレルのジーユー(以下、GU)で1年弱、サービスのヤマト運輸(以下、ヤマト)で数か月、アルバイトをしました。

セリナ

転々としていたんですね!
でも、東大生だと家庭教師や塾講師を高い時給でやっている人が多いイメージでした...。

清原さん

実際周りにはそういうアルバイトをしている人が多かったですよ。体感としては半分以上ですね。

セリナ

そんなにいるんですか!?清原さんは家庭教師とかをやろうとは思わなかったんですか?

清原さん

初めからマックでアルバイトしようかな、とぼんやり考えていたのですが、やはり僕も1年生の時に家庭教師のアルバイトの紹介をいただいたんです。時給3,000円と聞いて、さすがに迷いましたね(笑)。

セリナ

結局マックを選んだんですね。どうしてですか?

清原さん

大学受験生として東大を目指して調べていた時に「東大生は勉強はできるけど社会では使えない」という記述を見かけました。でも僕は社会でも活躍できる人になりたかったので、何でそう言われているのかを考えたんです。

セリナ

何でだと思ったんですか?

清原さん

東大生は家庭教師のような狭いコミュニテイーの中で活動をする傾向にあるので、実際のビジネスの現場を知らないからなのではないかと思いました。そこで僕は家庭教師や塾講師ではなく、もっと広く社会に触れられるアルバイトをしようと考えたんです。

セリナ

なるほど。なんで、でもマックだったんですか?

清原さん

そこでマックを選んだのは、当時のマックは異物混入問題で業績が悪化していたからです。

セリナ

わざわざ業績が悪化している企業を選んだんですか?

清原さん

だからこそ、です。そこから復活するなら復活劇を間近で見られるわけで、おもしろそうだなと思いました。

セリナ

実際マックは見事に回復しましたよね。

清原さん

はい。回復に向かう様子もそうですが、業績の悪い部分も目の前で見ることができました。僕は2店舗のマックでアルバイトをしていたのですが、そのうちの1店舗はつぶれてしまったんです。

セリナ

なかなか見られない光景ですね。

清原さん

はい。こういうところにビジネスの面白さを感じます。現場は本社からの命令を実行するだけなので、そこに本社の戦略の良し悪しがはっきりと表れてきますよね。だから、その戦略の良し悪しで現場の明暗が分かれるわけです。

セリナ

たしかに。

清原さん

そういう事例を目の前で見ることで、ビジネスを現在進行形で学ぶことができます。自分だったらどうするだろうと考えながら仕事をするのもおもしろいですね。

セリナ

すごくいい学びになりそうですね。ちなみに、そんな清原さんのおススメのアルバイトはありますか?

清原さん

うーん、大企業のアルバイトは外れがないと思いますね。本社の考えがしっかりあるので現場にその戦略が出てきます。戦略の良し悪しが分かり、大きな学びが得られると思いますよ。

セリナ

大企業、ですか。たしかに清原さんのアルバイト経験のあるマック、GU、ヤマトはすべて大きな会社ですね。

初めて書いた記事がバズった!

セリナ

清原さんは、どうしてこのアルバイト経験を本にまとめようと思ったのですか?

清原さん

実は最初から本を書こうと思っていたわけではないんです。田端大学という、田端信太郎さんが塾長を務めるオンラインサロンに入った時に、僕の自己紹介に対して田端さんから「今すぐ、noteとかブログとかアカウント作ってみてください。そしてすぐに、今日中になんか投稿してみてください。田端砲打ち込みます。」とコメントをいただきました。そこで、まずはブログ記事を1本書いてみることにしたんです。

セリナ

そんなひょんなことから、なんですね!


▲田端さんと

清原さん

そうです。田端さんによる拡散もあって、初めて書いたそのブログが2万人に読まれました。

セリナ

1記事目でそんなに読まれるって、すごいですね!どのような内容だったんですか?

清原さん

マックで働いて分かったことをまとめてみました。アルバイトではビジネスに繋がることを学べるんだ、ということです。就職活動の面接でアルバイトのアピールをする人は多いですが、皆さん「接客力が身に付きました」というように漠然としたまとめ方をしていると思います。しかし視点を変えればもっと具体的にアピールができるようになると思うんです。そういったことを書きました。

セリナ

なるほど。ではそれがうまくいったから、次は本にしてみようと思ったのですか?

清原さん

そうですね。この記事の後に出したアルバイトの記事もいくつかバズったということもあり、僕のアルバイトの経験から書かれた文章には需要があるということを知りました。ちょうどその時EXODUSで出版のプロジェクトが始まると聞き応募してみると、ありがたいことに選考に通ったので、現在出版に向けて動いているということです。

*EXODUSとは
クラウドファンディングを通じて本を出版できるサービス。
幻冬舎の出版ノウハウとCAMPFIREのクラウドファンディングのノウハウを活かしたサポートを受けつつ、資金調達から広報、執筆まですべて自力で行います。
また、出版の世界では1万部売れることが見込めないと本を出せないといわれる中、EXODUSでは1,000部の発行を見込めれば出版することができます。

その気になれば誰にでも出版のチャンスが十分にあるうえ、一度に資金調達や広報まで学ぶ機会を与えてくれるこのEXODUSからの出版。何かを発信したい学生は挑戦しない手はないですね!資金源が乏しい学生にもチャンスです。


▲EXODUSの作家の方々と

予想以上に大変なクラウドファンディング

セリナ

現在は出版に向けて具体的にどのようなことをしているのですか?

清原さん

5月20日から始まっているクラウドファンディングの準備と、執筆活動を並行しています。

セリナ

クラウドファンディングの目標額は?

清原さん

250万円です。1か月という短期間でこの金額と1,000人の読み手を集めなくてはならないんです。思っていた以上に大変な思いをしています...。実はEXODUS以外からも出版のチャンスがあったので、そちらにしておけばよかったかな...と思うくらいです(笑)。

セリナ

他にも出版のチャンスがあったんですか!?さすが、すごいですね。

清原さん

はい、でも今はEXODUSでやると決めたので、それでやり切ろうと尽力しています。

セリナ

今からが勝負ですね。執筆の方は順調ですか?

清原さん

まだまだです。というのも、一度8万字を書き上げたものがあるのですが、それに対する周囲の人の反応があまり良くなく、一から書き直しているんです。

セリナ

えー、せっかく書いたのに...。

清原さん

もともとは社会人向けに書いていたというのもあり、方向性を変えました。社会人を経験していない立場から社会人に向けてビジネスを語るのは難しいということが分かったので、学生に向けて書くことにしたんです。

セリナ

なるほど。私も読んでみたいと思うので、学生の間では需要があるのではないでしょうか。

清原さん

ありがとうございます。ぜひ読んでみていただきたいです。


▲執筆作業中の清原さん

時給は安いが学びは大きい

セリナ

アルバイトをする大学生にメッセージをお願いします。

清原さん

「迷う理由が値段なら買った方がいい、買う理由が値段ならやめた方がいい」という有名な言葉があります。ちょっと難しく聞こえますが、商品を買うときに、欲しいモノがあるのに値段が高いという理由で迷う時はそのモノを買った方がよく、逆にそこまで欲しいモノでなくても安いからという理由で買おうとしているのならどうせ使わなくなるから買わない方がいい、というような意味です。僕は、これがアルバイトにも当てはまると思うんです。

セリナ

どういうことですか?

清原さん

単純に時給がいいからやりたいというアルバイトではなく、少し時給が低くてもやりたい内容のものを選ぶ方がいい、ということです。

セリナ

でも、大学生にとってお金って大事ではないですか?

清原さん

はい、それは否定しません。ですが、お金を主眼に置いた瞬間に、アルバイトが時間とお金の交換装置のようになってしまうと思います。

セリナ

なるほど。

清原さん

どうせ時間を使うなら、その時間をお金をもらうだけの「浪費」ではなく、お金ももらって学びも得られる「投資」にする方が未来の自分に役に立つのではないかなと思います。多少時給が低くても、未来の自分に「投資」できればいずれ「回収」できるときがきっと来ますから。

セリナ

どうせやるなら今は自分に「投資」しよう、ということですね?

清原さん

そうです!アルバイトって時給自体は安いですが、むしろ得られるものはとても大きいと思います。現場には考える材料がたくさん転がっています。答えがなくても良くて、考えることが大事です。

セリナ

その考え方、いいですね。ビジネスの視点を持ってアルバイトをしてみたらもっと面白くなりそうです。

清原さん

はい。繰り返しになりますが、そういうことをまとめた本を出版する予定なので興味がある方は本の紹介のページを訪れて見てみてください!そしてクラウドファンディングに協力していただけるとすごくありがたいです。よろしくお願いします。

セリナ

分かりました!本日はありがとうございました。

ビジネス視点でアルバイトを

アルバイトをしている大学生として、今回のインタビューだけでも学ぶことがたくさんありました。大学生にとっても貴重な時間、浪費を投資に変えられるといいですよね。
アルバイトも少し視点を変えればビジネスに役立つことをたくさん得られるんですね。

もっと詳しく知りたくなった!という方はこちらのサイトから本をチェックしてみてくださいね。清原さんがアルバイト活用の秘訣を教えてくれます。
また、出版の為のクラウドファンディングも受け付けています。目標金額は250万円、目標冊数は1,000冊です。
クラウドファンディングの期間は5月20日から6月18日まで1か月間です。
清原さんに協力してくださる方がいらっしゃいましたらこちらからよろしくお願いします。
清原さんのツイッターアカウントはこちら:@Takashi0zo
尚、出版が決まった場合は8月頃刊行(予定)なのでお楽しみに!

ライター紹介

セリナ

早稲田大学国際教養学部2年生。好きなことは、旅行、ピアノ、音楽鑑賞。

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