反対を押し切り法政大学を辞め、思い切って渡米。やりたいことを見つけるためには行動するのみ。

インタビュアーのセリナです!

今回インタビューしたれいなさんは、周りの反対を押し切り日本の大学を辞め、自分の意思でアメリカの大学への入学という大きな一歩を踏み出した方です。

今はアメリカにお住まいで、今回のインタビューにはなんと電話で引き受けてくださいました。とっても気さくで話しやすい方でしたよ!

行動することしかできない

セリナ

こんにちは。わざわざアメリカからお話をお聞かせいただけるということで、お時間いただきありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

れいなさん

いえいえ、楽しみにしていました!よろしくお願いします。

セリナ

ありがとうございます。れいなさんはいつからアメリカにいらっしゃるんですか?

れいなさん

2018年の8月です。2年生の夏までは日本の大学に通っていたのでまだアメリカに来て数か月です。

セリナ

結構最近ですね。まだ行ったばかりだと現地の大学での勉強は大変ではないですか?

れいなさん

そうですね。私は英語が得意ではなかったのに飛び出してきちゃったので、大変といえば大変です。でもなんとかなってますよ!

セリナ

そもそもなんでアメリカに飛び出してきたのですか?

れいなさん

通っていた法政大学での生活がつまらないと感じたからです。私は中学高校と成城学園というところだったんですが、この学校は大学まで一貫になっているので本当は受験をしなくても良かったんです。ですが周りの人と同じことをするのが嫌だったので、勉強して一般受験で早稲田大学のスポーツ科学部を目指しました。しかし結果は不合格。結局併願であった法政大学に通うことになりました。学部も目指していたものとは全然違う経済学部国際経済学科というところに行くことになりました。

セリナ

そうだったんですね。

れいなさん

すごく勉強したんですけどね。でもアメリカに来た今となっては受験に失敗して良かったかなって思えています。

セリナ

失敗も経験ですね。法政大学での生活はどういうところがつまらないと感じたんですか?

れいなさん

私の期待に対して全体的に甘かったんです。極端な例ではありますが、一回も出席していなくてもテストギリギリでも成績はA評価だったり。「こんなもんなのか」と残念な気持ちになったんです。

セリナ

そんなことがあるんですか!

れいなさん

そうだったんです。それで、自分のしたかったサッカーを諦めてまで高校生活を勉強に費やしたことに後悔しました。高校ではサッカー部に所属していたんですが、部活と受験を両立できていませんでした。先ほど言ったように私の高校は受験をしない人が大半なので、部活動の引退は高3の12月でした。でも私は勉強に専念したくて途中で諦めてしまいました。だけど受験に失敗しちゃったから大学もサッカーも何も残らなくて。後悔の念で、大学に集中できませんでした。

セリナ

そんなことがあったんですね。大学に入ってから他に楽しいことはなかったんですか?何かサークルとかは?

れいなさん

サークルには入りませんでした。サークルに入って飲んで...という生活は、私が思い描いていた大学生像とは違うなと思っていました。受験で失敗した分、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学などに通いつつも遊んでる人たちに就活では負けたくないという思いがあったので、1年生の4月からインターンをしたりと早いうちから短期留学に行ったりしていました。

セリナ

1年生の4月からですか!そんな時から先を見ていたんですね。その行動力、尊敬します。

れいなさん

行動することしかできないんです。当時から、動いてみないと分からないという思いがありました。

セリナ

私は今1年生なのでぜひ見習いたいです。でも、私はまだやりたいことが何なのか見つけられていないんですよね...。

れいなさん

わたしもやりたいことが何かは分かっていなかったですよ。逆にその方が何でも挑戦できるので面白いかなって思います。分からないからこそいろいろやってみれるし、いつかその先に何かが見えてきますから。

セリナ

なるほど。「まず行動」が大事ですね!ただいくら行動力があったとしても、日本の大学を辞めて海外の大学に入学し直すという人はなかなかいないですし、とても難しい選択だと思います。れいなさんには相当強い思いがあったのではないでしょうか?

れいなさん

うーん、いちばん影響しているのは短期留学ですね。1年生の夏に法政大学のプログラムを利用してマレーシアに行きました。そして2年生になる前の3月から8月まで半年間をアメリカの語学学校で過ごしました。ここでアメリカに住む日本人や他の国から勉強に来た人たちと会って話を聞いていくうちに、価値観が変わっていきました。


▲大学2年生でアメリカに短期留学したれいなさん

セリナ

どのように変わったんですか?

れいなさん

今までは大学を卒業して普通に就活していくという道しか見えていなかったのですが、就活以外の選択肢もあると知り視野が広がりました。次第に当たり前の道から外れてみたいと思いが強くなり、それなら道を外れてみようと渡米を即決しました。

セリナ

即決ですか!?

れいなさん

即決ですね。一応周りの何人かには相談してみたんですが、もちろんネガティブな反応しか返ってきませんでした。しかし、どう言われようともやっぱり行ってみたいという思いが強くなったので決断しました。

セリナ

ご両親の反応は...?

れいなさん

ありがたいことに親はもともと自由にさせてくれていて、今回も私を応援してくれました。

セリナ

それは心強いですね。

アメリカは良い環境

セリナ

では、実際に行くアメリカの大学はどうやって決めたんですか?

れいなさん

2年生の1学期にアメリカに短期留学で行っていた時に現地で知り合った方が通っていた大学にしました。アメリカのカレッジってとてもたくさんあってなかなか選べないので、最初に聞いたところにしました。

セリナ

なるほど。そちらでは何を学んでいるのですか?

れいなさん

今はビジネスです。日本でのインターンシップなどの影響もあって、ビジネスには少し興味がありました。それに、安直ととらえられるかもしれませんが、他のことが学びたくなったとしてもアメリカではボタン1つで専攻を変えられちゃいますしね。

セリナ

ボタン1つでですか!日本では一度決めた専攻を変えるのはなかなか簡単なことではないですもんね。何か他にもアメリカならではのことはありますか?

れいなさん

そうですね、課題などの勉強量が日本の大学と比べて膨大です。朝から夜まで図書館にかなりの人がいます。そこにいるだけで勉強しなきゃという思いになり、自ずと勉強するようになっています。

セリナ

良い環境ですね。ズバリ、今のアメリカでの大学生活は楽しいですか?

れいなさん

はい、日本にいた時よりも楽しいです!当時の私は確かに色々動いてはいたけど、ただ動いていただけで、充実感がありませんでした。一方で今は、課題が多くて勉強に追われてはいるものの、とても充実していて自分自身が日々前進している感じがします。


▲アメリカのサッカーのチームメイトと楽しむ様子。いちばん左がれいなさん

セリナ

充実感ですか。忙しい中でもその充実感が今の楽しさに繋がっているんですね。

れいなさん

はい。もちろん勉強しているだけではもったいないので、それ以外にもたくさん動いたりしています。主体的に行動したいと思っているので。

セリナ

たとえばどのようなことをしているんですか?

れいなさん

私がいるところはシリコンバレーといって、企業の中心、世界の中心のような気質があります。折角シリコンバレーにいるので、この環境を利用して色々吸収しようと、週1くらいの頻度でセミナーに参加したり企業の方と会ったりしています。

セリナ

週に1回って、かなりの頻度ですね?

れいなさん

日本の感覚だとそうかもしれませんね。ここではセミナーや講習が充実しているのでわりと行きやすいです。他には、日本にいるときに友人と作ったWild Turkeyという会社の運営もしています。

セリナ

その会社では具体的にどんなことをしているのですか?

れいなさん

「夢に向かって一歩踏み出したいけど怖くて踏み出せない」というような人の一歩を後押ししたいと思って、セミナーを開いたりTOEICなど英語の教材を作って提供するなどをしています。サークルや飲み会などのいわゆる普通の学生生活を送っている日本の大学生をターゲットにし、その人たちが新たな一歩を踏み出す力の助けになれたらと思って活動しています。

セリナ

なぜそのような活動を始めようと思ったんですか?

れいなさん

まず、私の周りに「新しいことをしたくても一歩踏み出せない」人が多くいたからです。また、私と同じように悩む人を助けたいというのもあります。自分が日本にいた時に将来やりたいことが分からないまま充実感もない生活をしていたので、早い段階でそのような悩みをなくして時間を有意義に使えるようにしてあげたいなと思っていますね。

セリナ

自分の経験を活かされているのですね。素敵です。


▲れいなさんの会社Wild Tuekey のロゴ

フリースタイルフットボールが人を繋ぐ

セリナ

高校時代にやっていたというサッカーは、今もされているんですか?

れいなさん

現在はフリースタイルフットボールを中心にやっています。サッカーもクラブ活動としてこちらのアメリカの大学で再開しました。

セリナ

フリースタイルフットボール?あまり聞きなれない言葉です。どんなものなんですか?

れいなさん

サッカーのリフティングとダンスを合わせたようなもので、色々な技をやります。フリースタイルフットボールの大会では競技部門とパフォーマンス部門があり、ストリート系の争い方で、誰が一番会場を盛り上げたかというような判定の仕方をします。日本にいた時も大会に出ていたのですが、現在は大会があまりないので練習だけしています。


▲フリースタイルフットボールに打ち込むれいなさん

セリナ

日本にいた頃からやっていたんですね。具体的にはいつからですか?

れいなさん

大学1年生の終わり頃からです。法政大学時代、何もやっていない自分に何かできることがないかと探していた時に、たまたまフリースタイルフットボールがとても上手な方に出会いました。その方の技を見て、直感的にこれは私もやるしかない!と思い始めることにしました。

セリナ

これもまた即決ですか。さすがです!ところでフリースタイルフットボールはリフティングの応用だということですが、リフティングって難しそうなイメージがあります。れいなさんはリフティングが得意だったんですか?

れいなさん

いえ、むしろ元々リフティングが一番苦手でした。そこからうまくなりたくて練習していたら、気づいたらリフティングが一番得意になっていました。

セリナ

負けず嫌いなのですね。

れいなさん

そうですね。負けたくないので、何においても練習が好きです。よく周りの人に「れいなは努力家だね」と言われるのですが、実際自分ではそれを努力だと思っていません。私からしたら楽しんでいるだけです。

セリナ

楽しんで練習ができるって良いですね。アメリカに行った今、フリースタイルフットボールをやっていて良かったことはありますか?

れいなさん

留学当初は英語が得意ではなくて、あまり言葉で意思疎通ができなかったんですが、スポーツによって一瞬で友達の輪が広がることを実感しました。リフティングをちょっと見せただけで、周りの人がすごいね!と言ってくれて。

セリナ

言葉がなくても、スポーツという別のツールで繋がれるんですね。

れいなさん

はい。それからもう一つ、チームというものの大切さも知りました。私は以前から周りに合わせて行動するのが好きではなかったのですが、サッカーというチームスポーツを通して上下関係や礼儀も含めたチームワークを学びました。

セリナ

自分で好きなようにやるのもいいですが、チームも大切ですね。

アメリカで成長した自分

セリナ

アメリカに来て、れいなさんの中で変わったことはありますか?

れいなさん

大学に入ったばかりの頃は人見知りだったんですが、こちらに来てからは意見を言うことへの恐怖がなくなってきました。

セリナ

人見知りだったんですか!?今のれいなさんからは想像しがたいですね...。

れいなさん

本当に人見知りでしたが、今は克服しました。まず、法政大学時代にアルバイトで接客を学びました。加えて、アメリカの授業を受けたことも大きな要因です。意見を言うことが良いことなんだと知ったことで、私も言えるようになりました。先生たち意見を言うとその行為に対して褒めてくれるし、言った内容も絶対に否定しません。日本では人と同じでなくてはいけないんだって思ってしまいがちですが、アメリカにおける人と違う生き方をしても批判されない点に魅力を感じています。

セリナ

たしかに日本とアメリカの文化は全然違うって言いますもんね。

れいなさん

そうですね。あとは、行動しなくちゃ変わらないということは身にしみて感じています。自分も大きな行動をしてみて人生が変わったというのもあります。それに、アメリカに来て以来色々な人から「今後どうしたらいいか迷ってる」という相談を受けるようになり、机の上だけで考えられても行動しないのはもったいないなと思うようになりました。やりたいことがないからこそ色々できるわけですから。

セリナ

たしかに、やってみないとそれが自分に向いてるかどうか分からないですよね。

れいなさん

はい。私がそう言ったことで行動をとり始めてくれた人もいて、「やればできるじゃん!」と内心思っています(笑)。

セリナ

アドバイスのし甲斐がありますね。

れいなさん

そうですね、ほんとに。

自分の姿で、人に力を

セリナ

ツイッターにて140字で夢を語るという#140字トークという企画をやっているようですね。どうして始めたんですか?

れいなさん

素直に夢を言い合える場所がほしいなという思いからみんなにそのような場の提供をしようと思い、始めました。普通に友達と喋ってても面と向かって夢を言い合う人ってあんまりいませんよね。もし誰かと夢を言い合って応援し合えたらもっと前向きになれるんじゃないかと思うと、チャンスを逃しているのがもったいないなと感じます。

セリナ

そういう思いから始まっていたんですね!個人的に140字トークがとても気になっているのですが、私には140字で語れるような夢がなくて...。

れいなさん

実は私も具体的な夢はないんですよ。だからこそ140字トークを始めたんです。「夢は?」と聞かれた時に今の自分は答えられない。「「じゃあみんなはどんな夢を持っているんだろう?」と知りたくなり、それをツイッターで聞いています。いつか自分もやりたいことが見つかるといいなと思いながら。

セリナ

今のれいなさんにも夢がないんですか?

れいなさん

はい。将来何したいか具体的なことはまだ決まってないです。ただ、楽しくてしょうがないと思えること、自分が好きなことをして生きていきたいという思いはあります。アメリカにきた私を見て動き出してくれた人がいることを知った時に、自分の生き方で力を与えられる人がいることに気づくことができたので、もっと人に力を与えていきたいなとは思っています。それが何かはまだ分からないです。

セリナ

今までのれいなさんの生き方が反映されている、素敵な考えですね。今日のインタビューで私も力を与えてもらいましたよ!ありがとうございます。

れいなさん

良かったです! やりたいことがないまま就活ってなって、不安を感じている人もいると思いますが、就活って気にしすぎなくていいと思います。みんなで一斉にやるのなんて日本だけですし、それも変わりつつある今、無理にみんなに合わせる必要はないんじゃないかな。ほんとにやりたい仕事が見つからないうちは、それが見つかってからでいいんだと思います。もっと学びたいって思ったらそれをやればいいし、自分が本当にやりたいことを見つけて、それが会社に入るって道だったら就活すればいい。

セリナ

なるほど。日本人の感覚からするとみんなに合わせるのがいいって思いがちですけど、そうじゃないんですね。

れいなさん

はい。私にとって仕事は、みんなと同じようになんとなく就活をして、ちょっといい会社に受かったからお金の為に仕事を頑張るといったネガティブなイメージがあったんです。でもアメリカに来て視野が広がって、仕事ってそういうことじゃないなと思うようになりました。私がツイッターで出会った人では多くの人がやりたいことを行い始めています。私もまたいつか自分で起業をしたいと思っています。自分で好きなことをして生きていくのが向いてると思っているので、大企業で働くとその仕事をこなす人が自分じゃなくてもいいんじゃないかなって思ってしまうと思います。自分で会社を動かして、私だからこそできることをしたいです。

セリナ

「自分だからこそできることを」ですか。大切にすべきことかもしれませんね。

周りと違っても、先が見えなくても

セリナ

最後に読者にメッセージをお願いします。

れいなさん

みんなと同じである必要はないということです。日本だと、人と違う意見を言ったり周りと違うことをしたりというのがなかなか認められなかったりしますよね。しかしその中でも、将来何かになりたい、って思っている人はいます。そういう人たちが周りのネガティブな反応を目の当たりにして諦めてしまうのってすごくもったいないことです。たとえ周りが反対しても、自分の意志だけは曲げないでほしいなって思います。

セリナ

自分の意志を曲げない。確かに今の日本という環境ではなかなか難しいところがあるかもしれないですね。でもその大切さは今日のインタビューを通してよく分かりました。

れいなさん

はい。行動してみないと結果は分からないですからね。上手くいく可能性だって十分にあります。一方で、何をしたいかが分からなくて迷っている人もいると思います。そういう人こそ今がチャンスだと思って、とにかく行動してみてほしいです。興味があることがないからこそ色々なことができるのですから。私も中高時代はスポーツのことばかり考えていたからそれしか見えていなかったけど、一旦その道が途絶えたからこそ色々なことが見えてきましたよ。

セリナ

なるほど。私は後者なので、色々行動してみようと思います!本日は参考になるお話をありがとうございました。

れいなさん

こちらこそ、ありがとうございました。

迷っているうちはとにかく行動を

まだ自身のビジョンがぼんやりしている中、自分のしたいことを探し努力されている方だなと思いました!
私もしたいことがはっきりしていないので迷ってばかりいるのではなく、可能性を信じてとにかく気になったことは何でも行動に移してみようと思います。
夢や目標がある人も、可能性のある限り意思を曲げないでいけたらいいですね。
れいなさんをはじめ、夢を持つ人、持ちたい人が応援してくれています!

れいなさんのWild Turkey HPはこちら
夢や目標に迷いがある人、ぜひチェックです!

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ライター紹介

セリナ

早稲田大学国際教養学部2年生。好きなことは、旅行、ピアノ、音楽鑑賞。

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